シンガポール発, June 20, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) — 石油・ガス産業向けの地上型ウェルヘッドシステム (「SWS」) および油井管製品 (「OCTG」) を製造する成長志向の企業であるOMSエナジー・テクノロジーズ (「OMS」または「同社」) (NASDAQ: OMSE) は本日、2025年5月のナスダック上場成功後、初の決算発表を控える中で、直近の実績をまとめた事業アップデートを発表した。
運営ハイライト
- アンゴラにおいて新規受注を獲得し、タイでの契約更新にも成功。東南アジアは顧客獲得における新たな成長ドライバーとして浮上
- 事業拠点の拡大と人材プールの強化
- 研究開発の成果および提携関係により、製品ポートフォリオを着実に拡充
- 労働安全衛生および環境マネジメントの継続的な改善
- 収益の多様化と財務の安定性向上を促進する成長戦略の推進
OMSエナジー・テクノロジーズの最高経営責任者 (CEO) であるハウ・メン・ホック (How Meng Hock) は次のように述べている。「当社は現在、顧客との良好な関係やパートナーシップ、拡大するブランドプレゼンス、そして最先端の研究開発および製造能力といった健全な事業基盤のもと、上場企業としての歩みを始められることに大きな期待を寄せています。 また、堅調なバランスシートと健全な財務運営への強いコミットメントに支えられており、好機が訪れた際には迅速かつ柔軟に成長戦略を実行できる体制が整っています。 卓越したサービスと高品質な製品づくりへのこだわりを原動力に、当社は拡大を続けるグローバルな顧客基盤に向けて革新的なソリューションを提供し、すべてのステークホルダーに価値をもたらすことができると確信しています」。
顧客基盤の拡大と多様化
石油・ガス産業向けに高度に設計された製品とカスタマイズ可能なソリューションを幅広く提供する同社は、アジア太平洋、中東・北アフリカ (MENA) 、および西アフリカ地域において、グローバルおよびローカルの石油会社、掘削請負業者、E&P企業、油田サービス企業との長期契約および長年にわたる信頼関係を基盤として事業を展開している。 同社は最近アンゴラ市場に参入し、中東の代理店を通じて、アンゴラのオンショア・クワンザ盆地KON-06ブロックにおいて、グルポ・シンプルズ・オイル (Grupo Simples Oil) 向けの地上型ウェルヘッドシステムの供給に関する発注内示書を獲得し、西アフリカにおけるブランドプレゼンスを拡大した。
インドネシア市場においては、PTセレラヤ・ブリダ (PT Seleraya Belida)(南スマトラ) やプルタミナ・フル・サンガ・サンガ (Pertamina Hulu Sanga Sanga)(東カリマンタン) などの新規顧客を獲得するなど、同社のマーケティング活動が奏功しており、地上型ウェルヘッドおよびクリスマスツリー製品の売上は堅調に成長している。
OMSの既存顧客基盤は引き続き高い忠誠度を示している。 2025年6月には、タイ市場における長期顧客であるPTTEPと、新たに3年間の契約を締結し、同年7月1日より有効となる予定であり、同社の収益基盤のさらなる安定化につながる見込みである。 また、同社は2024年初頭にサウジアラムコ (Saudi Aramco) と10年間の供給契約を締結しており、年間で推定1億2,000万米ドル (約173億9,849万円) ~2億米ドル (約289億9,670万円) の収益を生み出すと見込まれている。 さらに、同社がハリバートン (Halliburton) と締結している年間価格契約は、マレーシアおよびシンガポールの各製造拠点における堅調な受注量を引き続き支えている。
地理的展開と人材プールの拡充
OMSは、資源豊富なアジア太平洋および中東・北アフリカ (MENA) 地域において広範な地理的プレゼンスを有しており、6か国 (シンガポール、マレーシア、ブルネイ、サウジアラビア、タイ、インドネシア) に戦略的に配置された計11の製造拠点を構えている。 同社は現地人材の採用、各国での製品・サービスの提供、ならびに高付加価値素材の現地調達を通じて、各国政府の入札・契約への参加資格を確保し、競争力を高めている。 現地人材の雇用は、同社の人材プールを強化するだけでなく、サウジアラビアのIKTVAやインドネシアのTKDNといったローカライゼーションプログラムの要件を満たす上でも有効に機能している。 また、同社は新たな市場での事業展開を模索しており、輸出国数の拡大を通じてグローバルな事業基盤を広げ、市場シェアの向上を図っている。
製品開発と製造技術の進展
OMSは、総額110万米ドル (約1億5,951万円) を投じたアディティブ・マニュファクチャリング (AM) 研究により、高圧・高温 (HPHT) ゲートバルブ向けの金属製シールの開発を加速させており、これは革新を促進し、サプライチェーンの効率を高め、重要部品における素材選定の最適化を可能にする技術的ブレークスルーとして期待されている。 現在までに、OMSは本技術の概念実証 (PoC) の第1フェーズを完了しており、素材の選定、アディティブ・マニュファクチャリング手法の確立、ならびに製品の形状・適合性・機能に関する応力分析を実施している。 同社は今後も研究開発への投資を継続し、シンガポール製造技術研究所 (SIMTech) などのトップ機関との提携を通じて、業界における技術革新の最前線に立ち続ける姿勢を示している。
一方で同社は、サウジアラムコおよびハリバートン・マレーシア/シンガポールとの長期契約に基づく受注にも着実に対応しており、高精度製造技術と戦略的に配置された製造拠点を活用して、重要性の高い製品やカスタムソリューションを短納期で提供している。 健全かつバランスの取れた製造能力の稼働率により、OMSは新規・既存顧客の増加する需要にも支障なく対応できる体制を維持している。
労働安全衛生および環境マネジメントの改善
安全性および環境保護は石油・ガス産業において極めて重要であり、OMSの事業運営における中核的要素でもある。 同社は、すべての製造拠点においてISO 9001およびAPI Q1の品質マネジメントシステム認証を取得しており、さらにISO 45001 (労働安全衛生マネジメントシステム) およびISO 14001 (環境マネジメントシステム) の認証も保有している。 また、同社は最近、ISO 45001およびISO 14001の認証維持に必要な年次サーベイランス審査を完了しており、これはESGプログラムの継続的な実行における重要なステップとなっている。
戦略的成長イニシアティブ
持続可能かつ長期的な成長は、OMSにとって常に最重要課題である。 同社は、シンガポール科学技術研究庁 (Singapore’s Agency for Science, Technology and Research) (A*STAR) およびシンガポール製造技術研究所 (SIMTech) との研究開発協業を通じて、ライフサイクル分析、エネルギー効率のモニタリング、デジタル変革および技術革新に関する取り組みを推進しており、環境の持続可能性に対する強いコミットメントを示している。 さらに同社は、買収、ジョイントベンチャー、戦略的提携を通じた成長および収益の多様化にも積極的に取り組んでいる。 内発的および外部的な成長を同時に推進することで、OMSはより強靭でバランスの取れた事業ポートフォリオを構築し、同社の事業基盤をさらに強化している。
OMSエナジー・テクノロジーズについて
OMSエナジー・テクノロジーズ (NASDAQ: OMSE) は、石油・ガス産業向けの地上型ウェルヘッドシステム (SWS) および油井管製品 (OCTG) を製造する成長志向の企業である。 陸上および海上の探鉱・開発事業者の双方に対応し、アジア太平洋、中東、北アフリカ (MENA) の6つの主要拠点において、信頼されるワンストップ・サプライヤーとしてサービスを提供している。 同社は主要市場に戦略的に配置された11の製造拠点を有しており、迅速な対応、技術的要件に応じたカスタムソリューションの提供、そして変化する生産・物流ニーズへの柔軟な適応を実現している。 また、SWSおよびOCTGといった中核製品に加え、OMSはプレミアムねじ加工サービスも提供しており、顧客の業務効率の最大化を支援している。
詳しくは、ir.omsos.comを閲覧されたい。
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